石谷家住宅敷地内に蔵が7つ有り、内3つが一般公開されています。現在はイベント展示室として利用されています。

一号蔵

大正9年に上棟されました。主に米蔵として使用されていたため、床板は厚く1寸3分(約4cm)有り頑丈に造ってあります。また、米俵の重みから蔵内部を壁板を守るため柱間隔を狭くし、米俵の加重を柱で受けています。近年は不要になった生活用品や、予備の建築材料の保管場所として使用していました。

二号蔵

一号蔵と同時進行で建てられた蔵で、1番蔵よりも少し幅は狭いですが、内部の造りは同じで、米を保管していました。また、この蔵にはニ階があり、一階に米を保管し、ニ階には生活用品を保管していました。

一号蔵、二号蔵とも棟札が残っていて、建築年月日・設計監督者・大工棟梁等が分かっています。

三号蔵(味噌蔵)

大正11年に四号蔵の改築と同時に新築されました。他の蔵に比べると約半分の大きさです。自家使用の味噌、漬物等の保管。

四号蔵

明治13年に新築された蔵を大正11年に改築しています。この蔵はニ階建てで、一階は普段使いの食器類、ニ階は漆器類他、仏具・神具等石谷家が直接使っていたものが保管してありました。

石谷家住宅の見どころ

江戸座敷

江戸座敷は大変に特徴ある建物です。建物の ...

来客用洗面所・便所

洗面所には大理石の流しを使い、流し下の物 ...

茶室

茶室は古座敷の上手に取り付く小さな数奇屋 ...

二階階段室

二階への階段は隣接してニ箇所あります。一 ...

表二階(奥)

三部屋あり、身内の人の宿泊場所、その他多 ...

勉強部屋

表2階へ続く廊下の突きあたりに6畳の部屋 ...

山番部屋

主屋二階の南西隅にあって、下手の階段の方 ...

神殿

一階の主人室の真上にあり、二階座敷によっ ...

暗い部屋

囲炉裏の間のすぐ奥の部屋で、窓の無い部屋 ...

食堂・書斎

この2部屋は民芸運動の指導者である吉田璋 ...

主人の間

石谷家の主人の執務部屋であり、田の字の部 ...

石谷氏庭園(国登録名勝地)

石谷家の庭園は、江戸座敷・新建座敷に面し ...

Information

開館日・開館時間

開館時間10:00~17:00(最終入館16:30)
休館日令和6年度休館日は下記の通りです。
*毎週水曜日(水曜日が祝日の場合は翌日)
*年末年始(令和6年12月28日(土)~令和7年1月3日(金)まで)

入館料

個人料金
大人600円
高校生500円
小・中学生400円
幼児・高齢者(80歳以上)無料(生年月日を証明するものが必要)
※リストでの証明は不可
障がい者無料(障がい者手帳の提示が必要)
※リストでの証明は不可
団体料金 団体割引有り(有料15名様以上)
大人500円
高校生400円
小・中学生300円

お得な「志保やの会」

1年間に何回でも入館できる年間パスポート。常時入会募集中です。
(年会費 1,200円)


※当施設はバリアフリーではございませんので、建物内で車椅子はご使用になれません。あらかじめご了承ください。
※This facility is not barrier-free, so wheelchairs are not allowed inside the building.
※【秋の特別庭園公開】のイベント期間を除き、お庭に降りる事は一切出来ません。
※It is not possible to go down into the garden at all except during event periods.